仕切り直しが必要な洋上風力発電事業


・実証実験時に五島福江漁協の熊川長吉組合長は、「風車が漁礁のような役割となって、風力発電のタワー周辺に魚が集まるのではないかと期待している」と言われていたが、椛島沖での実証実験でこの部分は調査されたのでしょうか。
回答)環境省の実証事業では各種環境調査を実施し、魚集効果についても調査しています。

・現在崎山沖にて事業基一基が稼働開始されたと思いますが、施設より半径何メートルでの漁業操業は禁止(立ち入り)されているのか。
回答)漁業操業禁止区域の設定はありませんが、安全上の管理のため、風車の羽の範囲(半径40m以内)には接近しないようお願いしています。

・崎山沖事業基周辺を漁場として生計を立てられている漁業従事者は船の数で何隻あるのですか。
回答)崎山沖風車事業の周辺海域で生計を立てている操業船の隻数は把握していません。

・将来10基ほどを計画されていると思われますが最大で漁場の面積としていかほどの漁場禁止区域が予想されているのでしょうか。
回答)漁業操業禁止区域の設定は想定していませんが、崎山沖に設置している2メガワット級の風車を10基設置した場合の海域の占用面積は0.04km(羽根の長さ)*0.04km*円周率*10基≒0.05平方キロメートルになると予想しています。

・戸田建設100%持株会社の五島フローティングウィンドパワー合同会社へ地元採用者の雇用は何名採用されているのか。
回答)現在、地元からの採用者はありません。

上記は4月22日に再生可能エネルギー推進室に提出させて頂いていた質問書である。
ちょっと紹介するのが遅くなってしまったのだが・・・
実は掲載しようかどうしようか迷っていたのである。と言うのも、先日発信した記事→http://510-journal.info/?p=12340 で長崎新聞掲載記事を紹介しました。
長崎県が発表した人工漁礁計画の記事でした。
新聞掲載日が5月19日。そして五島市から回答いただいたのも同日だったんですね!!

漁業操業禁止区域の設定はない。
設定するのは困難でしょう!なぜなら漁業と言う業種を理解されていない。

崎山沖風車事業の周辺海域で生計を立てている操業船の隻数は把握していません。
これこそ漁業者との協議は行われていないという証。

「風車が漁礁のような役割となって、風力発電のタワー周辺に魚が集まるのではないかと期待している」
イメージ見て漁業従事者は大喜びするのであろうか? なぜなら素人がイメージしている考えだもんね。

地元からの採用者はありません。
雇用確保をお願いくらいしてもいいのではないのか?

2016年1月の広報誌面に。

浮体式洋上風力発電は、まもなく椛島沖から崎山沖に移され、実用化に向け次の段階へ進みます。将来の新たな産業・雇用創出が期待されます。地元企業の参入や漁業と共存共栄する協調メニューの検討を進めるとともに、水素を活用した燃料電池漁船の研究開発などを支援します。

五島市再生可能エネルギー推進協議会参加団体
五島ふくえ漁業協同組合、五島漁業協同組合、奈留町漁業協同組合、ごとう農業協同組合、五島森林組合、福江商工会議所、五島市商工会、一般社団法人五島市観光協会、富江町観光協会、戸田建設㈱、エコ・パワー㈱、九電工新エネルギー㈱、五島風力発電㈱、九州電力㈱五島営業所、㈱九電工、長崎総合科学大学、九州大学、長崎大学、五島海上保安署、環境省九州地方環境事務所五島自然保護官事務所、 長崎県産業労働部、長崎県水産部、長崎県五島振興局、五島市、五島市議会、五島市町内会連合会、福江地区婦人会、福江青年会議所

漁業と共存共栄する協調メニューの検討!!

この洋上風力発電事業、果たして五島市全部の漁業従事者の末端まで理解と了解は得ているのであろうか?
五島市長 野口(長崎県水産部長経験者)はこう言い放った。

海には無限の可能性がある。事業発展で雇用創出などにもつなげていければ!

海には無限の可能性。
海という大資源を業として生計を立てている漁民がいることは理解しているのだろうか?
戸田建設100%出資の子会社。
五島フローティングウィンドパワー合同会社
「事業発展で雇用創出などにもつなげていければ」
はたして五島市長 野口は五島フローティングウィンドパワー合同会社(戸田建設100%出資の子会社)設立時に、五島市民の雇用をお願いしたのだろうか?

・戸田建設100%持株会社の五島フローティングウィンドパワー合同会社へ地元採用者の雇用は何名採用されているのか。
回答)現在、地元からの採用者はありません。

「事業の進行状況は誰も知らない」のが正しい現状
立島と現在の洋上風力発電との間の公海に今年3月に投げ込まれた漁礁は丸木の管理委員会には知らせられずに行われていた!
理事者にも明確に知らされていないのに、県には漁協から要請。
つまり要請文書に勝手に印鑑などを押してるのです!
この話は漁協職員が知らない状態なのである!


長崎県がイメージする人工漁礁での漁獲高増量構想。
地元漁業従事者はこのイメージをどう見ているのだろうか?
gyosyo

 

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